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黒船屋の日記のような掃き溜めのような。
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3連休は実家に帰って、成人式の前撮りを撮りに行ってきました!!
和装は大好きなので、滅多に着れない着物を着れて満足です。髪型を花魁風にしたいなぁぁって思って、日本髪風に結って下さいって云ったら、なんか舞妓さんみたいになった。ちょっと残念。こんな図体のでかい舞妓はんは、そうそうおりまへんで(何)

そう云うわけで。
一日遅れのしゃばけ(ドラマ)感想。例によって箇条書き。どーしよーもないことしか書いてないので以下反転。

・しょっぱなから二代目(鈴彦姫)のご登場に全力でガッツポーズする黒船屋。二代目の出演するドラマを見たのは何気に初めてだったりする。
・ってか、二代目声が!!声が!!!……完全におにゃのこだよ……嘘。ちょっ……貴方は一体どこから声出してんですか?! 本日一番のサプライズ。
・人殺しから手を取り合って逃げる若だんな&鈴彦姫。いーなー手越くん、わたしも二代目と手ぇ繋ぎたい(痛)!!
・冒頭の、仁吉たちと若だんなと鈴彦姫のやり取りがちょっと端折られてて物足りなかった。妖と人間の常識の差?みたいなものがさり気なく描かれているみたいで、いいなと思ってたんだけど。……本音は二代目をもっと出せってことですが。みもふたもない。
・こんだけ騒いどいてなんだが、鈴彦姫は少女ぽくておきゃんな、愛らしいイメージがありました。二代目だと、美人すぎ&艶っぽすぎる。
・この話って文政の頃が舞台だったんだ……(今更)
・映像化すると、佐助&仁吉の過保護っぷりが一段と輪をかけて過剰で、ギャグっぽい。原作より、二人とも若だんなにめろめろって感じかな。佐助→若だんな←仁吉のツナサンド的な関係図。
・ジャ●ーズにこんなことでケチつけるのも莫迦らしいが、若だんな演技拙すぎる……気弱な感じは悪くないけど、台詞棒読み……。
・展開速いなぁ。(開始20分で)もう木乃伊出しちゃうの?
・廊下の梁を額でぶっ壊す佐助に笑った。この人小説の時よりいい味出してる!!仁吉さんにキャラ喰われてない!!!
・若だんな……そこは貴方の度胸と気転で乗り越えてもらいたかった……(蔵でなりぞこないに襲われたシーン)
・つうかこれはあれだ。若だんながなりぞこないにピーられかけてるようにしか見えん。
・佐助と仁吉が若だんなに初めて逢ったシーン。あそこは原作どおり、10歳~15歳くらいの少年に演じてもらいたかったかな。あとじいちゃん出てきて欲しかった。
・妖怪会議。あそこは土蔵ぢゃなくて,若だんなの座敷でやるから意味があるんぢゃないか!みんなで宴会しながら我先にと情報通達するのが楽しいんぢゃないか!!あと屏風のぞきをハブにすんな!!可哀想だろ!!
・イロモノ妖怪が集まる中、二代目だけ物凄い存在感を放ってました。すげぇ……二代目のとこだけ空気が違う……紫がかってる(VFXです) あそこだけ極楽浄土のやうな……紫のオーラが出てる(特撮だから!!)
・鳴家可愛いvv
・若だんなの演技がしょぼいのは、この際見逃そう。客寄せにジ●ニーズ主演にしたのにも、目を瞑ろう。だけどあの栄吉だけは赦せない。イメージぶち壊しもいいとこです。あれぢゃあ下手なBL漫画ですよ?!栄吉はひょうきんだけどいざって時に頼りがいがあるやつぢゃないと、駄目!!云っちゃあ悪いが、あの幼馴染は見ていて非常に不愉快でした。
・籠に乗った薬屋が殺されるシーンは上手いと思いました。小説ならではの叙述トリックを、上手く映像に転化したと思います。わたしも危うく騙されかけた(単純)。
・二代目、たまに声が男の子に戻ってる……ちょっとほっとした。
・お祭の時の若だんな可愛すぎでした。女の子みたい……手代二人を引き連れてはしゃぐ姿は、さながら乙女ゲーのイベントシーンのやう。無邪気なヒロインを落とせるのは体育会系の頼れる兄貴か、それともイケメンのクラスメイトか?!何時もと違う浴衣姿にときめく、そのきらめく笑顔は誰にも渡さない!って感じ(をい)
・放送中盤眠くなったが、例の妖怪会議で眼が冴えました。ええ、ばっちり醒めましたとも。仁吉に云い寄る鈴彦姫。原作にはない組み合わせ!!厭だ!二代目それは反則っ!!!ふわぁっと仁吉の元へ飛んでゆき、必殺の流し目でイケメン手代を誘惑する美女……すいません仁吉さん、その場処、入れ替わってもらえませんかね??嗚呼、でも駄目だ。あんな眼で見られた日にゃあ心臓麻痺で即あの世逝き……でもいいわ、貴方に見つめられて死ぬなら本望(痛すぎる)!!屹度極楽へ参れることでせう。すごいご利益ありそう。
・けども仁吉にあっさりふられる鈴彦姫。……二代目、わたしでよければお付き合いいたしますわよ(痛)?ほら、あの人には千年も前からの思い人がいらっしゃるんですもの……って、ええ?!その話もう第一弾でばらしちゃうの?!マジかよ!!
・鳴家ギザカワユスvv
・って思ったら、佐助の過去も何気に明かされてるし!!風呂焚きながら喋っちゃってるし!!マジでェェェ?!
・松之介さんの過去を語ったシーン、目頭が熱くなりました。なんて云うかなぁ、親心って複雑だ(え、そんだけ?)
・若だんなの喋り方が段々カマっぽくなってる……厭。一人称が私だから余計厭。若だんなはもっと気骨がある江戸っ子よ!!体は弱いけど頭脳は冴え渡っているのよ!!そんなBLゲームのウルウル系受けオーラ出しまくっててどうすんの?!
・幼馴染二人の演技のしょぼさは本当に眼が余るな!どっちか片方ならまだしも、両方だと萎える。あれぢゃあどっちが受けかわかんねぇよ。
・え、原作にどっこいしょ(@京極堂=独鈷緒)なんか出てきたっけ??
・最後に一回くらい、二代目出てきてくださらないかしら?
・と思ってたら、エンドロールでNG出して苦笑いしてる二代目が!!やばい、可愛いっ!!!どうしよう!!!(お前がな) おぎんさんとの別れのシーンで、仁吉がミスってごめんなさいしてるところも、微笑ましくて素敵でした。
・ダンシング鳴家、でら可愛い。家に一匹欲しい!!


しゃばけの泣き所は、家族の絆にあると思うんです。いい面だけぢゃない、悪い面も含めて。『空のビードロ』(『ぬしさまへ』収録。松之介の過去話)なんか、涙無しに読めません。
それから若だんなの病弱さも、それに深みを与えていると思う。彼が病弱設定なのはキャラ萌えのためぢゃなく(当たり前だが)、健全な精神とそれについていかない体のギャップが生み出すもどかしさ、そのために家族を心配させてしまうことへの嘆きにある。あまりの病弱ぶり&周りの甘やかしぶりに時に自暴自棄になるって気持ちも共感できる。けれどあの時代に彼ほど病弱だったらそう長くは生きられないだろうし、それゆえに彼を生かそうとする人たちの想いにも心動かされるものがあって。両方の気持ちがすれ違い、受け入れあってゆく姿がいいなと。本を読んでいて思いました。
ドラマだとそう云った面を余すとこなく表現するのは難しいと思うし、期待はしてませんでした。内容の齟齬による落胆も、予想の範疇に収まっていたと思います。栄吉以外はね。本当に、あれはなんなんだと製作者に小一時間問い詰めたい。悪いのは栄吉役の彼ぢゃないよ。彼を起用した製作者のほう!!
こう云っちゃあ何だが、腐女子向けのドラマに仕上がっていたと思います。手代コンビといい、栄吉と若だんなといい。わたしは6割がた二代目目当てで見てたから、別にそんなのどうでもよかったんだが、純粋にファンとして見たら、相当苛々したと思うよ。二代目のお陰で、多少のアレには眼をつぶれた気がする。
わたしもなんだかんだでBL好きだけどさぁ。ゴールデンタイムで如何にもそれを狙いましたって内容の話は正直好きになれない。むしろ厭。出直して来いって思う。
それにしても本当に……どうでもいい感想をよくここまで一生懸命書いたな。自分すげェな。半分くらい二代目についてしかコメントしてねぇぢゃん。どんだけ痛いとこ晒せば気が済むんだ黒船屋。
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