13日の金曜日になれなくて

最近書きたい話が増えてて困ります。それも一日一刻と書きたい話へのモチヴェーションがくるくる変わるから、始末に終えない。
同じ話、ネタへの情念が必ずしもひとところに留まっているわけではないのです。万華鏡のやうにと云うと美しすぎる喩えですが、それくらい移り気な僕の創作魂(をゐ)

今は螺子式用に詩を書いています。後ろ向きなのばっかり。今書いているのは暗い・グロい・キモいと三拍子揃った代物(うわぁ)
ええとあと書きたいのは……タイトルは決まってないんですけど、在りし日の九龍城砦みたいな高層居住空間型スラム街を舞台にした、サイバーな耽美小説(意味不明です)
電脳性交によって他人の精神にとり憑き破壊する少年娼夫のお話と、人の魂を糧に生きる美少女アンドロイドと其の飼い主の愛のお話。
書いてもいないうちから云いたくないけど、おそらく舞台を同じにしたオムニバス連作になると思う。他にも本体のスペアとして生まれたクローンの話とか、大層な信条を掲げながら日夜一人テロ活動に勤しむ爆弾狂の話とか。……まともなのねぇな。
機械化された社会の中での魂のあり方、と云うのは攻殻機動隊の影響で考え始めるようになったテーマです。それとも鬼哭街からかな？いずれにしても僕に表現できる限界は眼に見えていますが。それでも書きたいの！！
他には、螺子式用の話ではないやつなんですけど、『少年少女の愛国心』を主題に据えた罰当たりな軍国主義的クーデターものを書きたかったりします。
舞台は仮想昭和30年代……気高き日本帝國の魂は廃れ、国が米帝の云いなりとなる兆しを見せ始めた時代……立ち上がるは誇り高き日の丸を掲げた雄々しき少年たち！！彼らの叫びが、信念が彼の国に轟くとき、我等は再びかつての栄光を取り戻すことが出来るのか？！行け、少年よ！！大和魂の名の下に！！
みたいな、非っっ常ーに罰当たり且つ無茶苦茶な長編………。
ただ単に軍服が高じたのと、ものっそい罰当たりなことがしたいってだけで生まれた話………。受験期だったからねぇ、思いついたの。精神どっかぶっ壊れていたんでせうね、おそらく。
だけど下手するとコードギアスみたいな話になりそうです……。かなり趣向は違うけれど、やってることは同じですから。別にナイトメアが出てきたり、日本占領されてるわけでもないんですけど。その所為で、似通ってると思われたら厭だなあ。
それから断っておきますが、わたしは特定の思想を広めるために活動を起こすやうな人間では決してありません。右に偏ってもいません。その辺のところ宜しくお願いいたします。
いや……それにしても我ながらまともで明るい話が一つもないってどう云うことよ……。黒船屋の６０％は毒物で出来ています。１４％は硫酸(マジバナ)　いいよ……どうせ卒業おめでとう号で死ネタを当たり前のように出す女だよわたしは。


嗚呼、ハニィの続きも書かないといけんのだった……一応季刊誌で出したやつなので、一話と三話は基本的に書きあがっているんですけど。問題は二話だよ……。
ううう…時間が足りない。っていうより、あるはずの時間を有効に活用できない自分が恨めしい。ネットサーフとかしてる間に、かなりの量書けるはずなのに……いや、ねたがぽんぽん出てくるわけではないから効率悪いのは変わらないか。