×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
最寄り駅の前に、満開の桃の花が咲いておりました。真夜中の薄闇にくっきりと浮かぶ、桃色の影絵。
吹きつける風はまだ少し冷たい。だけど夜に一人で歩くのが、たまらなくしんどくなるほどぢゃない。仄かな温もりを忍ばせた春先の風は、冬の終わりを告げるかのように軽やかに通り過ぎてゆく。
皆さんいかが、お過ごしでしょう?
今更だけど、『Always~三丁目の夕日』をDVDで観た。
これが爆発的にヒットする以前から、昭和中期(高度経済成長期)にただならぬ憧れを抱いておりまして、是非観たいなと思っておりました。
しかし公開当時は受験真っ只中で、精神的に観に行くような余裕がなく、泣く泣く劇場で観るのを諦めたのを覚えています。そのままずるずると鑑賞するのを先送りにしていたのですが、他に借りるDVDもなかったために今回借りてきた次第で御座います。
『絶対泣ける』とか、『感動作』と云われているわりには、そう号泣するような場面はなかったように思います。
ところどころにホロリ……とさせられる場面がある程度。しかしクライマックスと、茶川がヒロミちゃんに指輪あげるシーンはやっぱり泣きました。どうもああ云う演出に弱いようです。
CGはほんとに精巧かつ緻密で、不自然なくらいでした。背景やセットはともかく、電車や自動車の車窓から見える景色はいかにもはめ込んでますって感じで、いただけない。レトロな雰囲気や大道具なんかは物凄く、血が煮え立つくらい好みなんですが……やっぱり不自然。
不自然すぎて、もしやこれは形を変えたSF映画なのではないかと錯覚するくらいでした。ヒューマンドラマにCGって、それくらい違和感あります。
それから茶川先生のキャラクターがもっそい笑えました。何あのツンデレ!!龍之介(わけあって預かっている子ども)をひっぱたいたあと、泣きながら抱きしめて『心配させんなよ』と云っときながら、『お前なんか、赤の他人なんだからな!』と云い張る三十路男……一度に裏腹な態度を見せる、これぞまさにツンデレの見本?!みたいな……でも、萌えではない。
龍之介はその心と態度が矛盾してる性格を知ってるから、彼のことを慕っているんだよな。よく出来た子どもだ。先生のうだつのあがらない駄目男っぷりも、いい感じに出ていたと思います。なんか京極堂シリーズの関くんが饒舌になったみたいなキャラだった。
それから薬師丸ひろ子がいい演技してた。てゆーか鈴木オートの奥さんのキャラが光ってた……家出した所為で熱出して寝込んだ息子が、奥さんに感謝の言葉を述べた後、『感謝してるから、お医者さんは呼ばないで』と云うのに満面の笑みを浮かべながら『それは無理よ……だってもう呼んじゃったもんvv』って云ったシーンはほんと恐かったです……あんた鬼畜や!!
それを云うなら初めの方で、堀北真希をどやしつけようとした堤真一に向かって、『一体今まで何人やめたと思ってるの?!』と怒鳴ったシーンも腹黒っぽさが窺えたなぁ。云い争う夫婦の姿が画面から消えた場面だったから、余計得体が知れなかった……奥さん最強!!かっけぇ!!
消化不良な感じがしたので、次回作も観たいです。でもまだDVD出てないんだよね。主題歌をBUMPが歌ってるから、気になってたんだけど……。どうでもいいけどBUMPが主題曲歌うって聞いた瞬間に、これはもう泣くの必須だなとか思いました。BUMPはなぁ……中学の頃ぼろっぼろに泣きながら聴いた記憶が強いからなぁ……。
重く胸にのしかかってくる切なさや遣る瀬無さを歌に込め、魂に向かって叫ぶような歌を聴かせてくれるのは、今のところBUMPとバックホーン以外思いつかないです。
それにしても話が飛びまくったな。しかもまたまとまりのない……もっと統合性のある文章書こうよ、俺……orz
私信 Sちゃんへ≫SO長と235ちゃん、君の大学に合格したんだ?!おめでとう!って、君に云っても意味ないよね(汗)
ふっふっふ、これで引き続き、彼女たちをみっちり可愛がってあげられますねvv 他の二人は、無事前期合格できたのかな?
OG本……って、僕が音頭取るの?!えっ、そんな無謀な……。やっぱり問題は発行と印刷だよね……場所が確保できないんぢゃ、難しいものがあるよね……。何かいい方法はないものか。
話は変わるけれど、君の文芸部のサイト見たよ~!! 作品がWebでも読めるって、便利でいいね。今はまだ詩の号しか読めてないけど(君の作品は)、他のものも読めたらいいなと期待ながら、待っておりますね。
PR
この記事にコメントする