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昨日友人とメール中に母から電話がかかってきて、『すわ、久方ぶりの二代目情報か?!』と意気込んで携帯に飛びついたとき。
わたし『今日は何の話?!←(ニュースとかの二代目情報)期待しまくり』
母『えーとね、最近テニスの王●様が活躍してるよねvv』
……そっちかァァァアア!!
今夜の話題はリアルテニス界で話題をさらっている十代の少年についてでした。え……今更?!
電話に出たときよりもテンション100倍↓↓したわたしの気配に気付いた母は、『そんなに(二代目に)はまってるのか』と苦笑いしてました。
だって最近公式サイトとかだけぢゃテレヴィ出演の情報おっつかないんだもん……こんな時、新聞取ってない自分の身の上を不幸に思います(随分軽い不幸だな)
うちの母は結構二代目情報吸引力があると見込んでいるので、電話があるときは密かに期待したりしているのです。次こそは……!!
そう云うわけで(え) 『座頭市』鑑賞感想。またの名を二代目銀幕デヴュー作鑑賞会感想(痛)
かなり偏見に満ちたどーでもいい感想なんで、反転かけときます。内容も、観た人にしか多分分からない。
『問答無用のカタルシス』と謳っているわりには、そんなに見応えのあるアクションではなかったような感じがした、と云うのが正直な感想。
わたしがハリウッドのB級アクションものに見慣れてしまった所為かもしれない。大立ち回りを演じてる割には、小粒な印象を受けました。
カメラワークがぎこちないみたい、とも感じました。殺陣って役者の腕もさることながら、カメラの映し方如何によっても変わってくるから。襖や木の扉などの小道具を使った技なんかは、上手い撮りかたしてるなと思ったけど。暗闇の賭場での大立ち回りも、天井に刺さった刀の映像を効果的に使ってるのは面白いと思ったけど、正直何が起こってるのかよく分からなくて、のめり込めなかったなぁ。
アクションが小粒に見えた理由の一つに、市の戦術が地味ってのもあるのかもしれない。彼の武器(杖に仕込んだ太刀)は何か暗器っぽいから、派手に大暴れする前に決着がついてしまうんだろうな。その上『最強』なんだから、剣を交える前に勝負がついちゃうのも当たり前なわけで。宿敵?浅野忠信との決着のシーンも、あっさり終わっちゃったんで妙に味気なかった。
とは云え全編に鏤められた殺陣シーンの数々には心躍りました。市も強いけど、前述したとおり戦い方に無駄がないから、あっけなく感じてしまう。だからどっちかというと、浅野忠信演じる浪人のほうがカッコ善く見えましたvv ばっさばっさと無情に敵を斬り倒す姿はまさに阿修羅の如く!!顔色一つ変えず、息一つ乱さずに日本刀を操る姿が爽快でした。
あと木刀で戦うシーンね!!浅野さんがまだ武士だった頃の話ね!!あのアクションは好きだなぁ。彼の名誉を傷つけた浪士と木刀で斬り結ぶシーンなんですけど、この浪士の動きが軽やか且つ力強いこと!余裕綽々の表情で豪快に笑い、体術を交えつつ迎え来る敵を問答無用でぶん殴る(無論、木刀でですよ)!あれなら木刀でも死人くらい出すかもしれん……(恐)とにかく見事な殺陣シーンを拝めました。
例のタップシーンも、壮観でしたよ。タップのリズムって、殺陣とかのアクションシーンにすごくよくマッチするなぁ、と改めて思いました。
やっぱり殺陣って、リズムが命なんですよ!本当の殺し合いにそんな余剰は無用ですが、舞台なり映画なり、そこで『演じている』からには華やかさがないと面白くないわけで。その華やかさ、見栄えの善さは、リズムがないと生きてこない。斬り合うもの同士の息遣い、緊迫感、躰の動きは、ある意味踊りに近いものがあるんぢゃないかと。そんなどーでもいい持論があります(経験者でもないくせに偉そうなこと云うな)
だからってわけぢゃないけど、タップのリズムって凄い好きです。痛快感がある。刻み付けるような音の連なりが、心を浮き立たせる。そんな感じ。
それから大楠道代さんが相変わらずいい味出してました。『ツィゴイネルワイゼン』のモダンなマダムは何処へ?! 始め見たとき、道代さんだってわかんなかったよ!! すっかり田舎百姓のおかみさんになっちゃって、まー。でも台詞に時折、ぞわぞわってくる婀娜っぽさが漂ってました。流石。
浅野忠信さんは何時見てもかっちょいい。個性派。岸辺一徳さんはやっぱり悪役顔でした。あの小悪党が何処でどう間違ったら、『しゃばけ』の若だんなのお父様になるんだろう……神秘。あとふと見せるお茶目な一面が可愛かった。
で。問題の二代目登場シーン(おせいの子ども時代)なんだが。
……あれ?わたしこのシーン見覚えあるぞ。二代目紹介する時のVTRでぢゃなくて、ちゃんと何かで観た覚えがあるぞ。
以前チラッと、『座頭市』が放映された時にでも観たのかな~?陰間とか男色とかの単語に敏感に反応する俺だもの、きっとなにかを嗅ぎ付けたに違いない。
そう云えば映画が上映されていた頃から、『男に買われた少年』とかって設定にただならぬパトスを燃やしていたもんな。こんな幼い、あどけない男の子になんてシーンを演じさせるんだ!!と云いつつ、心では小躍りしていたような。
そっかー、あの美少年が二代目だったかー……って、何ィィ?!
あの頃からこのコの将来が楽しみだわぁ、うふふふふふ……とかって舌なめずりしていたけれど、今頃になってまじではまるとは思わなんだ……orz
えろ親父に躰撫で回されるシーンも背徳の香りがして、それだけでもう鼻血ものなんですけど、個人的にはまったのは『おじさん、あたしのこと買ってくれない?』の台詞。一気に思考がぶっ飛びました。桃色天国の彼方へと。
もう!!二代目に、何て台詞云わせるの!!!!!ただでさえ美少年(それは時に、少年愛と云う禁忌をも含む)なのに、そんなこと云わせたら全国の腐女子のみならず、不埒な殿方まで虜にさせちゃうでしょう?!ほんとえげつない!!『トゥーランドット』で宦官やるって聞いた時もえげつないと思ったけど、それ以上にえげつない!!
嗚呼、だからこの作品はR指定なのね。あどけない小悪魔な美少年の妖しさが、中学生には毒なのよね。てーか、君の存在そのものがR指定だよ!!(マジでェェェ?!)
……とりあえず冷静になろう。はい、深呼吸~~!!
それにしてもこれ出演した時の二代目は、ことの重大さを分かってて演じていたんだろうか。その辺を直接問いただしてみたいような気分だよ……。そしてまた、今度もこう云う役演じてみたいか訊いて見たいよ……むしろ貴方が厭と云おうと、やっていただきたいのが腐女子の本音ですが。
……最後のほうは、総スルーなさることが見の為かと存じます。
上記の記事をお読みになって気分を害された方は、本当にごめんなさい。最低と罵ってくださって一向に構いません。あまりにも著しく気分を害された場合は、この書き込み、削除させていただきます。
あーあ、とうとうやっちゃったよ……って気分です。何でこう、脳内妄想を内に秘めずに曝け出しちゃうかな。
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