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例のあの人(NOTハリ●タ)の呪縛=霧祭りから解き放たれ、ちょっとほっとした黒船屋です、こんばんわ。
でも、学校のレポートやら螺子式の更新やら、まだまだ課題は山積みです。其の合間を縫って、バイトと学校もありますし。12月に走り回るのは、何もお坊さんや先生だけではありませんことよ。
そんな中、己に課せられた使命(大袈裟な)を放棄して積読していた本を幾つか潰し始めています。
先週は友人が面白いって云ってたので読んだ『草の花』(←いいよ、これ!!純文学BL。且つ、テーマが非常にわたし好みで、何時も考えていたことを小説として目の前に提示された気がいたしました)から始まり、今週は『マルドゥック・スクランブル』強化週間。
この作品が今度GONZOでアニメ化されると聞き、慌てて読み返しました。って云うか、最終巻が未読な上、読んだのがかなり前だった所為で内容を忘れ、仕方なく始めから読み返してると云う……。読み出すと止まらなくて、さくさく進むから別にいいんですけど。なんだか本読みの醍醐味を思い出させてくれて嬉しいです。
実はわたし、好きになった作品が終わるのが勿体無くて、わざと最終巻を読まないでいたシリーズが結構あるんです。
長野まゆみの『凛一シリーズ』、『風と木の詩』、森絵都の『DAIVE!』に至っては気付けば文庫化、もう読み返す気力すら失せました。むしろ文庫買った方が早い気がする。他にも志半ばにして諦めたシリーズ(ハリポタとか、薬屋さんとか、帝都物語とか、京極堂とか)があり、一体何時になったら読み出すのやらと呆れる始末。
閑話休題。そう云うわけで再読『マルドゥック』。文体のテンポの善さや話のスピード、心に殻をかぶった少女の心情、そして何より某ネズミのキュート&ダンディ(読めば分かる、この魅力)っぷりに、改めて凄い好きな作品だなぁと思いました。わたしは女の子キャラが好きになる傾向があるので、銃をガンガン撃ちまくるバロット、少女娼婦として生き抜いてきた生い立ち、ネズミさんに心を開き年相応に笑う彼女に心を奪われっぱなしです。
冲方さんはかなりシビアな人生を歩んできたバロットの心の闇とか、価値観とかを、しっかり描いていて本当に脱帽します。そこがこの作品をただのSF小説に留めていないと云うか。少女の成長ストーリィも見所の一つになっている気がする。わたし如きが云うのもおこがましいが。
わたしのサイバーパンク好き(と云っても其のジャンルっぽい作品を殆ど読んでない&観てないけど)は、ここから始まったと云っても過言ではない気がします。
そんなわけでアニメ化凄く期待しています。公式サイト覗いたけど、絵がラストエグザイル系だったなー。まぁ予想はしてたけど。ただバロットの髪が黒髪ロングぢゃないのが解せない。あと、声が林原めぐみさんって……。めぐさん好きだけど!!綾●とか灰●とかア●ナタイプの声を当てるならあまり問題ないけれど!!
私的にはバロットは能登麻美子さんのイメージがある……地獄少女。エステル。あの何処か消え入りそうな幽霊みたいな声の方が、ぴったりなんぢゃないかなぁ?
上海ナイトメアをカオパラに登録したためか、サイトに人の出入りがあるのが分かって楽しくなってきました。訪問者がわたしだけと云うなんとも侘しい期間から脱却すると共に、気を引き締めていかねば…と云う思いに駆られます。
皆様、辺境の百貨店にお越しいただきありがとうございます。不肖ながら店員一同、感謝の言葉を述べると共に今日はお開きにしたいと思います。
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