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黒船屋の日記のような掃き溜めのような。
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あの……ギアスの最終回とか二代目の誕生日とか、光クラブ再熱とかオフでのレポートラッシュとかに追われてすっかり忘れていたんですが。
九月二十五日をもって、『螺子式百貨店』が二周年を迎えました。

……(`・ω・´)<マジデカ!!

なんで今まで忘れていたんだろう……今年こそは何かやろうと思っていたのに……!!!
と、云ったところで今更あとのまつりなんですけれどね。


ところで明日提出のレポートが未だに書けていませんマイロード。
ついでに同日提出の卒論の題目も決まっていません。

何というグランギニョルだ!!!←最近の心の口癖

レポートの書き方とか本気で忘れた……というよりあの課題をどうやって論じろと云うのだ。
卒論とか、いっそのことギアスでやってやろうか←自暴自棄 ちなみに去年の卒論で、某海賊漫画について取り上げたつわものがうちの学部におります。資料とかどうやって集めたんだろう……?
どっちにしろ、ものっそい趣味に走った内容になることは目に見えている(´・ω・`)


さて、そろそろ件の課題に取り組みに参りましょうか……。

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不思議なことなど何も無いのだよ(C)

魍魎アニメ化ですね(突然何)
第二弾からやるなら、はじめっからやっとけ!!とか思わないでもないですが、今からものっそい楽しみでしょうがない。各雑誌で関連記事を見かけるたびにニタニタしている要危険人物!!!←
ただひとつ、文句を云わせていただきたい。主題歌をナイトメアにするのはどう考えても違うだろうよ。京極堂ってゆったら陰陽座以外考えられないでしょう!!!!(全国のナイトメアファンの方々、申し訳ありません)
夢枕獏の『黒塚』もアニメ化されるそうで、此方も見てみたい気がします。でもわたしの地区ぢゃ無理かしら? それと某雑誌で見かけた『シャングリ・ラ』は、池上永一の同名小説のアニメ化ですか??
だとすると、すごいですね。ラノベぢゃない小説が次々にアニメ化……活字派の僕としては嬉しい現象であります。


このまま長野まゆみとかー、恩田陸とかもアニメ化してくださらないかしら。『新世界』とかすごい見てみたい……嗚呼、けど難解すぎて映像化は難しいかな。
恩田先生なら『ロミオとロミオは永遠に』などをアニメにしても面白いと思う。いや、ただ私が見たいだけなんですけどね。20世紀サブカルSFアドヴェンチャー。恩田先生の代表作でないところがミソです。オーソドックスに映像化を狙うなら『麦の海』や『上と外』などになるんでしょうね、きっと。



前回の書き込みでうっかり「京都旅行について語ります」なんて云ったもんだから、引っ込みがつかなくなった罠。
皆様に改めて語ることは殆どないのですが、印象的だったことについていくつか。



・夜の八坂神社
泊まったところが近かったので、夜の八時に八坂様を訪問。むろん、休憩所やお守り売るとこなんかは閉まってますよ。


ライトアップがされているとはいえ、境内の闇は濃く、漆黒の空に朱塗りの社が浮かびあがるさまはおそろしく神秘的でした。明かりの灯った紅い灯篭が連綿と参道に並び、幻想の世界を描き出す。
まさに聖域。人を拒むかのような空気がそこかしこに流れ、闇の深さと厳粛なたたずまいに圧倒される。血の色をした灯火の裏に潜むのは、底知れぬ暗黒か、そこに息づく魔の気配か。本当に、妖怪でも出てきそうな情景でありました。
八坂様は色んな神様を祀っていて、小さな社があちこちに点在していました。どうやら厄除けの神社らしいですね。その中で美の神様を祀ってある社の前で、お賽銭投げて手を合わせる。美脚になりますようにと。
はい、そこ!!もう手遅れとか云わない!!!

・長楽館
八坂神社の裏にある、円山公園の一角にひっそりと佇む瀟洒な洋館。京都の重要文化財にも指定された明治建築のお屋敷です。ここを訪れるのが、長年の夢でした。
決して大きいとは云えない、けれども贅を凝らした内装に眼を奪われ続ける。解放しているお部屋や廊下をじっくりと見て周り、心ゆくまでシャッターを押し続ける至福の時間……嗚呼、こんなお屋敷に住んでみたい!!!
一番きゅんとしたのが、シノワズリーなつくりの洋間。黒檀に螺鈿を象嵌した堂々たる長椅子、マントルピースのデザインも東洋風で、これぞお中華バロック!!を感じさせる空間でありました。

でもやはり紅い絨毯の敷きつめられた廊下とエントランスが一番豪奢で、絢爛だった気がします。



・祇園のはずれ
通りの名前を知らないから勝手にこう呼びます。
花見小町の雰囲気も、いかにも京都っぽさが出ていてよろしいのですが、どうも露骨に観光地化していて馴染めない感じがありました。
しかし今回ふと迷い込んだ露地には、そことは違う慎ましい空気が流れいていて、しっとりと心が和んだのを覚えています。


透き通る河のせせらぎ、眩く光を照り返す水面。いい具合に古びた軒先に、染め抜いた蒼がまぶしい『氷』の暖簾がひるがえる。朱塗りの桟橋を往けば下駄が軽やかに鳴り過ぎて、なよやかな細い影が枝垂れ柳の影に隠れた紅い社から去ってゆくことをそれとなく教える……。
何気なくも優雅な京のひとこまに、僕は様々な想い(と書いて妄想と読む)を巡らせるのであります。

・三月書房
めぼしい資料があまりなくって、オーマイガッ!!!って気分でした。
初めて訪れた時の興奮が、今回はやってこなかった。あの時はもう此処でしか買えないんぢゃないかってくらいレアなものが、無造作に積み上げられていたのに。そう溜息をつきつつも、やはりその時欲しいと思ったからには買っておかねばならないのだと云う結論に辿り着く。長野まゆみや乱歩を特集した幻想文学のバックナンバーなんて、たぶんもう何処にも売ってない。古本屋にでも行けってか。
とりあえず『不思議庭園の魔物』とペヨトルの同性愛文学についての考察本←酷 を購入。この本、僕が生まれる前に発行されたんだぜ!!



行ってみて何より驚いたのが、高二のときと街並みや風景が全然変わっていなかったこと。
開発が進む地元や、土地の変化がめまぐるしい東京では考えられないことです。
やはりあの地には冒すべからざる独自の時間が存在しているのだなと思わざるを得ないのでした。あそこは平安貴族の都だ。俗世とは違うんだ。


あと今回は殆ど寺社には行きませんでした。目ぼしいところは前回殆ど回ってしまったので。
そしてあちらこちらの店先から僕を手招きする和柄グッツの誘惑……!!己の欲望を律するのが大変なくらいでした。そして古色ゆかしいお着物の数々を見つけるたびに、着てみたい衝動に駆られっぱなしでした。あーんな奇麗なお着物ならば、毎日着たっていい。和装を普段着に出来たら、どれだけいいだろう。
なぞといった夢を膨らませる黒船屋なのでした、合掌。




夏休み入ってからこっち、自堕落で怠惰な日々を送っております。
学校行ってるときはその忙しさを恨めしく思ったものですが、何もすることがないというのも辛い。3日で飽きる。
一人暮らしなもんだから、誰とも喋らないし、滅多にメールも来ないので、自分が人間であることすら忘れそうになります。
そんな一週間で気になったものについて。とりとめもなくつらつらと。


・月曜放送の『どろろ』を鑑賞。どろろと百鬼丸のやりとりに密かにときめく。てか、どろろにきゅんとする。
どろろって、実は女の子って設定なんですよね。映画の宣伝CMで見たときは衣装や口調から素直に男なのかと思ってましたが、あとでウィキペで調べた時、女って知ってびっくりした覚えがあります。
男の子として振舞っていたどろろが、ふとした拍子に女の子っぽい心情を覗かせる瞬間が好きです。あ、やられたって思う。
最近はこういう、性別越境したキャラクターに惹かれている模様です。オリジナルでも二人ほどそう云うキャラを作った所為か。
今まで意識していなかったけど、認めたくないけど、ジェンダー的な問題に興味があるのかもしれない。ジェンダーって云うより、『枠組みに規定されない純粋な自己』のようなもの。突き詰めてゆくと、そこに辿り着く気がする。


・印象に残った本。タイトルに惹かれて読んでしまった吉川トリコの『「処女同盟」第三号』。
腐女子の大学生の苦悩を描いた表題作、田舎の高校生の文化祭の足取りを追った二作目、音信不通だったかつての友人と再会する『新宿伊勢丹で待ち合わせ』、ビックになる野望を抱いて上京した女性が地元に戻って同窓会に参加する『そこからは何が見える?』の四作が特に印象に残った。
文芸作品としてどうかと問われれば、返答に詰まるかもしれない。でもそうした高尚な評価なんか目ぢゃないくらい、リアルな心情が描かれている。とにかくここに描かれた少女や女性達はみな、わたしの分身だと錯覚するくらい、共感したのです。
それぞれの作品に書かれたフレーズは、かつてわたしが感じたり考えたりした心情そのもので、『ああ、同じこと考えてる人っているんだなぁ』と感慨深くなりました。そんで、ちょっと恐くて哀しくなった。唯一と思っていた感情が、他の誰かの胸にも秘められているってことが、暴かれたためかもしれません。
どの話も、地味でしみったれてる感じがいいです。等身大、って云うほど素直で透明感のあるものでもなく、私小説と呼ぶほど高尚でもない。その中途半端な泥臭さ、惨めさに共感する。たぶんわたしも、同じところに立っているんだなと思い知らされる。



ブログに書こうと思ったのはこれくらいか。
嗚呼、はやくバイト再開したい。やっぱり人間は働かないと駄目になるのだと痛感しました。勤勉とは云い難い僕が云ってるんだから、相当だ。


別に書く気もない話、だけど愛着のあるキャラの設定をあげてみる。

ただの自己満足なので、この先サイトでお目見えするってことはないですし、ネタバレにもなりません。ご了承ください。


一人目。





伊藤一葉(イトウ カズハ)
17歳。
カメラマンの父と水商売の母を持つ。両親はあんまり家にいない感じ。でも愛情がないわけではない。本人もそれはちゃんと理解している。
性格は無気力シニカル。世間を斜めに見ている。しかしひねくれているわけでも、クールなわけでもない。
絵を描くことに情熱を注いでいて、美大に行きたいと密かに思っているけど、家庭の事情からそんなん逆立ちしたって無理、と諦めている。
父親は夢があるなら逆境にいたって貫けばいい、でも助けてやらねーよと云う。殆ど家にいないパパンの言い分に、現実味の薄さを感じて冷笑する。

実は父親が学生時代にとんでもないことやらかして、その事件を通して色々と成長していく、予定。

相手役?の名前は西園寺継延(サイヲンジ ツグノブ)=年上と、近衛理人(コノエ リヒト)=クラスメート。一葉は西園寺の方に憧れていて、クラスメートは彼女を好き、みたいな片思い一方通行の話になる。でもそれがメインぢゃない。友達として、汐見真耶(シヲミ マヤ)っていう女のコも登場します。

時代設定は昭和後期。昭和50年代後半、1970~1980年代、ですかね。

ぶっちゃけとあるシリーズもののラストを飾る話のヒロインだったりする。




まったく関係のない話だけれども、最近サイトのトップページを変えたくてうずうずしています。
今のも気に入っているので、変えるのちょっと躊躇ってるんですけど。出来ればもっとシンプルにしたい感じです。でもシンプルにすると各ページのネーミングを変えなきゃなんないんだよなぁ。

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