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黒船屋の日記のような掃き溜めのような。
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アリプロライヴツアー~暗黒サイケデリック~初日、行って参りましたっ!!!アリプロライヴ初参戦にして、人生初ライヴ!!!最初から最後までわくわくしっぱなしでした。
以下は感想になるので、ご覧になりたい方だけ反転してだうぞ↓↓


インストから幕を開けた今回のライヴ、あれは怪物王女のサントラかしら。と思いながら、アリカ嬢が舞台の上に立つのを今か今かと待っていました。
一発目は新アルバムより『青嵐血風録』 怒涛の勢いで会場を満たすアリカ嬢の歌声に、冗談でなく鳥肌が立ちました。
アリプロの数ある楽曲の中では『愛と誠』が一番お気に入りってくらい、アリプロの大和ロックが大好きなのです。けど此の曲は『愛と誠』の延長として好きって程度だったのですが、生演奏を聴いて気が変わりました。
もう、恐ろしいくらいカッコいい。聴いていて眩暈がするほど、カッコよかった。続けて歌った『愛と誠』『勇侠青春謳』という大和ロックづくしに、もうこれは夢なんぢゃないだろうか、それともアリプロ関係者にわたしが大和ロック好きなの知っていて、教習所通いに明け暮れたわたしを励ますために演奏してくださったんだろうか(莫迦な)
などと云うあほな仮説が頭を過ぎるくらい、吃驚しました。今回は『愛と誠』が出るとは思わなかっただけに、感激もひとしおでした。憶えてるのはそんだけ(マジかよ?!)

他にはドラアグクイーンのお姉さま(すんげぇ艶かしい人が居た。ちょっと動くだけで、躰中からただならぬ色気が放出されるほどに)には『暴夜layla幻談』でベリーダンスを踊って欲しかったとか、関連商品の売り子に『亡國覚醒カタルシス』PVの美少年が来ていた(彼が一体何者なのか、常日頃から気になっていたので、お逢い出来てよかったです。一時友人と、彼はアリカ嬢の屋敷の地下室で飼われているとか冗談を交し合ったりしていたなそう云えば)、生で『魔笛』の『夜の女王のアリア』を聴けた=『GOD DIVA』とか。感想を逐一上げていたらそりゃあもうきりがありませんぜ。
一番強く印象に残ったのは、アリカ嬢は決して完璧な女王様でもなければ幻想の存在でもない、一人の人間であるということです。
アニサマでこけた話とか、MCで何喋ろうとしていたのか忘れちゃったりとか、誕生日がもう嬉しくない年になった(けど十分若いよ。あの人はほんと、サイボーグなんぢゃないかってくらい、時間と云うものを超越している気がする)と愚痴ったりとか。彼女の人間臭い部分が垣間見れたのが、興味深かったです。
けどもひとたびマイクを握り、ステージで熱唱すれば、彼女は女王様にも、女神様にも、攻撃的な純潔の乙女にも、シェラザートにも、アンドロイドにも変化する。彼女の歌声が楽曲に命を吹き込み、物語を鮮やかに紡ぎだす。アリプロの真髄は、アリカ嬢が生のパフォーマンスを魅せながら歌を捧げることにあるのではないかと、強く感じました。うん、これはCD聴いてるだけぢゃわからなかっただろうな。あんまり好きぢゃなかった曲も、たちどころに素晴らしい歌にしてしまうんだもの、これが感激せずにいられますか。


ふふふ……これでもかなり要点絞って話したんだよ。長い記事になっちゃったけどね。結果オーライ。
ライヴには、様々な方が来ました。生粋のゴスロリ娘は勿論、学校帰りと思しき制服姿の女子高生や、アキバ系の男性の方や、ロリータや、何故此処に貴方のような方がいるの??と理解に苦しむようなおじさんまで、多種多様。
意外にも男性の方が多かったです。
わたしのオリエンタルゴシック(もどき)が、霞んでしまうほど個性的な方がいっぱいいらっしゃいました。20代の女性も多かったな。アリプロファンが低年齢化していることを嘆かわしく思う一方で、こうした往年のファンがいることにも安堵しつつ。今宵は素晴らしい夜が過ごせました。聴きたかった曲が全部余すことなく聴けたから、ほんと満足しました。



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