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不思議なことなど何も無いのだよ(C)
魍魎アニメ化ですね(突然何)
第二弾からやるなら、はじめっからやっとけ!!とか思わないでもないですが、今からものっそい楽しみでしょうがない。各雑誌で関連記事を見かけるたびにニタニタしている要危険人物!!!←
ただひとつ、文句を云わせていただきたい。主題歌をナイトメアにするのはどう考えても違うだろうよ。京極堂ってゆったら陰陽座以外考えられないでしょう!!!!(全国のナイトメアファンの方々、申し訳ありません)
夢枕獏の『黒塚』もアニメ化されるそうで、此方も見てみたい気がします。でもわたしの地区ぢゃ無理かしら? それと某雑誌で見かけた『シャングリ・ラ』は、池上永一の同名小説のアニメ化ですか??
だとすると、すごいですね。ラノベぢゃない小説が次々にアニメ化……活字派の僕としては嬉しい現象であります。
このまま長野まゆみとかー、恩田陸とかもアニメ化してくださらないかしら。『新世界』とかすごい見てみたい……嗚呼、けど難解すぎて映像化は難しいかな。
恩田先生なら『ロミオとロミオは永遠に』などをアニメにしても面白いと思う。いや、ただ私が見たいだけなんですけどね。20世紀サブカルSFアドヴェンチャー。恩田先生の代表作でないところがミソです。オーソドックスに映像化を狙うなら『麦の海』や『上と外』などになるんでしょうね、きっと。
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シェリルの歌がエンドレスリピート……ノーザンクロスに絶賛ハマり中。『多分失うのだ 命がけの想い』ってフレーズが胸に刺さります。
えーと……上海ナイトメア更新しました。もう月一更新ですか?ユーザー様が展開忘れちゃうよ、そもそも何の話かすら分からなくなってきているよ(アイタタタ)?
ごめんなさい、手元のストックが一向に進まないのです。夏休みに入ってから殆ど文章らしい文章書いていません。書き出しに迷う、とか、台詞が思いつかない、とか、単なる惰性で書いてない、とかってことは今までに幾度となくありましたが、今回みたいな現象は初めてだ。言葉が全然、浮かんでこない。
ああ、いらん愚痴でしたね。お聞き苦しいものを曝け出してしまい、申し訳ございませんでした。
次は明るい話題を語りたいと思います。ここに誓います。
誰か空虚の輪郭を そっと撫でてくれないか(C)
金曜に目撃したSQジャンプの中吊り広告で、古屋兎丸が連載を始めたとあったので立ち読みしてみました。『幻覚ピカソ』
古屋さんはライチしか読んでいないのですが、画風が好みです。黒髪が奇麗で、少年少女の肌の質の美しさが感じられる。黒髪フェチの僕にはたまらんとです。
本作でもその良さが遺憾なく表われていて、読んでてにやけが止まりませんでした。ピカソかわいいよピカソ。睫毛ながーい!口唇がえろーい!!根暗なのに、いじられっこなのに、あの儚げな美少年ぶりはなにごとか!!!
ていうか髪型と眼鏡の所為でゼラを髣髴させてしまうピカソ少年。なんだか目つきが穏やかになって、いじめられっこになったゼラを見ているようで貴重です←酷い
此処のところ、近所の図書館でうっかり立ち読みをしてからというもの、『ガラスの仮面』にはまってしまいました。
大体借りられていて巻が飛び飛びになっているのと、ストーリィが凡そ頭に入っているために、物凄い滅茶苦茶な読み方をしている(9巻から読み始めて15巻→5巻→2巻→17巻みたいに)のですが、止まらない……。面白い……止めどころが分からない……。
とにかく演技のシーンと舞台のシーンが超絶面白くて、引き込まれます。眼が離せません。自分も舞台を見ているみたいな臨場感と、主人公達の演技に、何度鳥肌が立ったことか。
それから『紅天女』を始めとする劇中劇が沢山出てきて、それも興味深いです。一つの漫画なのに、色んな物語が楽しめるのがいい。たけくらべに嵐が丘にヘレンケラーと云った既存の作品もさることながら、作者オリジナルの物語もそれ自体が漫画とか小説とかになりそうなほどドラマティック。個人的にマヤが一人舞台で演じた『女海賊ビアンカ』と大河ドラマの『天の輝き』、『夢宴楼』などを独立した作品として見てみたいなぁと思いました。
さて。数ある魅力的な劇中劇の中でも印象に残ったのが、『ふたりの王女』という物語。『紅天女』を目指す二人のヒロインが同じ舞台に立って芸を競い合った、ものっそい長いエピソードです。
物語の舞台は欧州の小国・ラストニア。無実の罪によって正妃であった母を処刑され、自らも幽閉された王女オリゲルドと、蝶よ花よと愛されて育った見目麗しい王女アルディスが、陰謀渦巻く宮中の権力争いと革命の混乱に巻き込まれ、数奇な運命を辿るというお話。
獄中で生活することを余儀なくされたオリゲルドは、自らを不幸に陥れた者たちを憎み、彼らに復讐をして玉座につくことを虎視眈々と狙っています。またその境遇によって、誰も信じられず冷たい心を持つようになってしまいました。一方のアルディスは、誰もが愛さずにはいられないような美しさと清らかさに溢れた可憐な王女。疑うことを知らず、誰にでも笑顔で接する汚れなき彼女は、その愛によって国を支えようと考える心優しいお姫様です。
国に捨てられ復讐と野心に燃える王女と、優しく美しい天使のような王女。対照的な二人が国を新たな局面に導いてゆくのですが……。まてよ。この構図には見覚えがあるぞ………。
!!!!!
なんだ、これまんまギアスぢゃん!
自分を捨てた王に復讐を誓う王女をルルーシュに、優しい王女をユーフェミアに代えたら一期の後半と同じ展開になるよマイロード!!ルルは王女ぢゃないけれど、この際関係ねぇ!!
などという天恵を受けてからは、亜弓さんの台詞(=オリゲルド)を福山ヴォイスに変換したり、変な決めポージングで舞台に君臨するルルの姿が思い浮かんだりしちゃって、大変でした。ふはは、完全に毒されている。
誰かこれでパロディを描いてくださらないかしら。この際アッシュフォードの学園祭の出し物でこれをやる、とかでも面白くなりそうですが。ユフィは特別出演ってことにでもして。
なんか全然関係のないジャンルにまでギアスの罠(と云う名の腐った妄想)が仕掛けられていることにガクブルしてる日々です。わたしはいつからこんな阿呆なことを考えるようになったんだ……(注:元からです)
ガラかめもギアスも分からない人にとっては何の面白みもない記事ですみません。ただの自己満足なんです。失礼しました。
やっと新たなバイトを始めだした黒船屋です。ごきげんよう。
前のバイトも含め、今までつごう6回の勤務先に問い合わせと面接をした経験を持ってるのですが、そのうち採用にこぎつけたのは僅か二つって……。就活のとき果たしていくつ企業を回らなきゃならないのか、今から考えるとそら恐ろしいです。
今回のバイト先も、採用されるか甚だ不安だったのですが……なんとか雇われて良かったよ。約束の期限までに電話がかかってこなかったときは、どうしようかと思った。
閑話休題。
先週の中ごろリリースしたアリプロの新オリジナルアルバムを最近大切に聴いておりますマイロード。
シングルはクオリティ高くて聴き応えがあるけれど、アルバムはアルバムで、一つのテーマをもとに楽曲制作しているのが伝わってきて楽しいです。今回のテーマはその名もずばり、『禁書』
例に漏れず、冒頭の大和ソング=神風にやられました。この手の曲は、何曲あってもいい。何聴いたって萌える。血が滾る。そしてそのいずれも、二番の歌詞が秀逸です。勇侠なら『ただ君を愛し胸に刻んだ 刺青のような傷を抱いて』、青嵐血風録なら『この腕には諸刃の剣 誰かと刺し違え確かめ合う この世に生れ落ちたということ』、神風ならば『花と散った遠き友が 万世の櫻花を咲かす 身捨つるほどの未來のためと』のように。はっとさせられるフレーズにはこと欠かない。
ただ全体的に感じたのは、楽曲が難解になっていて、それが裏目に出ていることです。アリカ嬢がのびのびと歌えていない気がする。それは歌詞が矢鱈と長い所為か、片倉氏の作曲が歌うにはあまりにも難儀なためかは分からないけれど。今回のアルバムでは、聞き苦しい箇所が幾つか見受けられました。『雪華懺悔心中』のサビとか、『ヘテロ失楽園』とか。『禁書』もちょっと歌いにくそうだった。あとアリカ嬢の声に、ヘビメタ=黙示録前戯は向きません。果敢なすぎる。
その点『眠れる豹』はすんなり心地よく聴くことができました。メロディが美しく、可憐な高音が遺憾なく生かされている気がします。
しかし。一曲一曲にそれぞれ物語が感じられ、それが様々な色彩をなしているところはやはりすごいなぁと感服せざるを得ません。
『神風』は戦前の軍歌にも通じる勇ましさが、『ヘテロ失楽園』にはオリエンタルな視点から語られる聖書が、『血の断章』には耽美な吸血鬼の御伽話が、『雪華懺悔心中』には歌舞伎にも似た情念が、『薨』には禁じられた中国宮廷の愛の顛末が、込められ、描かれているように思いました。
特に『薨』は、聴けば聴くほどに心に染み入ります。アリカ嬢はこれを、皇帝を愛した宦官の心情を謳ったものだ、と云っておりましたが、まさに。あー、これもろミンぢゃん、皇帝を将軍に変えたら、まんまだよ。なんて妄想を豊かに膨らましたりしました。合掌。
『雪華~』は赤江瀑を髣髴させます。てか、間奏が演歌っぽい。坂本冬美みたい。盛り上がりが素晴らしくドラマチックです。
これらの楽曲を総括する『禁書』も、なにやら意識をふっと持ってかれるような不思議な魅力に満ちていました。テクノなメロディの所為か。アリカ嬢が気持ち悪くなったというのも、あながち誇張でもないようだ。メロディにボーカルが同化していくような錯覚を覚える一曲。
以上、新譜の感想でした。
繰り返し聞いてるものだから、神風なんかそろそろ歌えるんぢゃないかって域に来ております。でもかなり難しい。ラテンな大和ロック。最近ではヘテロが耳から離れません。
なお書き込みの随所に歌詞の引用を持ってきましたが、それはあくまでもわたしの意見を述べるために用いたものであり、著作権を侵害する意図はないことを、ここに記しておきます。
前回の書き込みでうっかり「京都旅行について語ります」なんて云ったもんだから、引っ込みがつかなくなった罠。
皆様に改めて語ることは殆どないのですが、印象的だったことについていくつか。
・夜の八坂神社
泊まったところが近かったので、夜の八時に八坂様を訪問。むろん、休憩所やお守り売るとこなんかは閉まってますよ。
ライトアップがされているとはいえ、境内の闇は濃く、漆黒の空に朱塗りの社が浮かびあがるさまはおそろしく神秘的でした。明かりの灯った紅い灯篭が連綿と参道に並び、幻想の世界を描き出す。
まさに聖域。人を拒むかのような空気がそこかしこに流れ、闇の深さと厳粛なたたずまいに圧倒される。血の色をした灯火の裏に潜むのは、底知れぬ暗黒か、そこに息づく魔の気配か。本当に、妖怪でも出てきそうな情景でありました。
八坂様は色んな神様を祀っていて、小さな社があちこちに点在していました。どうやら厄除けの神社らしいですね。その中で美の神様を祀ってある社の前で、お賽銭投げて手を合わせる。美脚になりますようにと。
はい、そこ!!もう手遅れとか云わない!!!
・長楽館
八坂神社の裏にある、円山公園の一角にひっそりと佇む瀟洒な洋館。京都の重要文化財にも指定された明治建築のお屋敷です。ここを訪れるのが、長年の夢でした。
決して大きいとは云えない、けれども贅を凝らした内装に眼を奪われ続ける。解放しているお部屋や廊下をじっくりと見て周り、心ゆくまでシャッターを押し続ける至福の時間……嗚呼、こんなお屋敷に住んでみたい!!!
一番きゅんとしたのが、シノワズリーなつくりの洋間。黒檀に螺鈿を象嵌した堂々たる長椅子、マントルピースのデザインも東洋風で、これぞお中華バロック!!を感じさせる空間でありました。
でもやはり紅い絨毯の敷きつめられた廊下とエントランスが一番豪奢で、絢爛だった気がします。
・祇園のはずれ
通りの名前を知らないから勝手にこう呼びます。
花見小町の雰囲気も、いかにも京都っぽさが出ていてよろしいのですが、どうも露骨に観光地化していて馴染めない感じがありました。
しかし今回ふと迷い込んだ露地には、そことは違う慎ましい空気が流れいていて、しっとりと心が和んだのを覚えています。
透き通る河のせせらぎ、眩く光を照り返す水面。いい具合に古びた軒先に、染め抜いた蒼がまぶしい『氷』の暖簾がひるがえる。朱塗りの桟橋を往けば下駄が軽やかに鳴り過ぎて、なよやかな細い影が枝垂れ柳の影に隠れた紅い社から去ってゆくことをそれとなく教える……。
何気なくも優雅な京のひとこまに、僕は様々な想い(と書いて妄想と読む)を巡らせるのであります。
・三月書房
めぼしい資料があまりなくって、オーマイガッ!!!って気分でした。
初めて訪れた時の興奮が、今回はやってこなかった。あの時はもう此処でしか買えないんぢゃないかってくらいレアなものが、無造作に積み上げられていたのに。そう溜息をつきつつも、やはりその時欲しいと思ったからには買っておかねばならないのだと云う結論に辿り着く。長野まゆみや乱歩を特集した幻想文学のバックナンバーなんて、たぶんもう何処にも売ってない。古本屋にでも行けってか。
とりあえず『不思議庭園の魔物』とペヨトルの同性愛文学についての考察本←酷 を購入。この本、僕が生まれる前に発行されたんだぜ!!
行ってみて何より驚いたのが、高二のときと街並みや風景が全然変わっていなかったこと。
開発が進む地元や、土地の変化がめまぐるしい東京では考えられないことです。
やはりあの地には冒すべからざる独自の時間が存在しているのだなと思わざるを得ないのでした。あそこは平安貴族の都だ。俗世とは違うんだ。
あと今回は殆ど寺社には行きませんでした。目ぼしいところは前回殆ど回ってしまったので。
そしてあちらこちらの店先から僕を手招きする和柄グッツの誘惑……!!己の欲望を律するのが大変なくらいでした。そして古色ゆかしいお着物の数々を見つけるたびに、着てみたい衝動に駆られっぱなしでした。あーんな奇麗なお着物ならば、毎日着たっていい。和装を普段着に出来たら、どれだけいいだろう。
なぞといった夢を膨らませる黒船屋なのでした、合掌。