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黒船屋の日記のような掃き溜めのような。
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昨日日記を書いたあとすぐにブログやアクセスカウンターの設定画面に飛べなくなって、死ぬほどあせりました。
これで入れなくなったらサイトの運営どうするんだと。まさが第三者がわたしの管理画面にハックしたのかいやでもこんな偏狭の地にちょっかいかける物好きは無いでしょうし。そもそもハックしても悪戯しても得は無いし。
結局どうしたのかって?
今此処で笑い話にしてる現実からお察しください(笑) 結局なんだったんだ、あれ。


ドラマ『李香蘭』をビデオに撮れと電話で親に云われて、漸く今日が李香蘭の放映日であることに気付いた罠。黒船危機一髪でした。本当はちゃんと専用のビデオ買ってきて撮ろうと思ったんですけど、そんな暇は無いためやむなくアニリボのテープに録画。お母さん、貸した時うっかり最初まで巻き戻さないでね。
李香蘭と云えばオールド上海です。大好きな時代ですっ!!!なので今回のドラマ、ものっそい楽しみにしていました。
配役はまぁ、何ですが。けどあの時代の中国のレトロ・モダンな感じが堪能できれば良いんです、わたしは。蓄音機とか古いラジヲとか連子窓の中国家屋とか漢字で埋め尽くされた中国人街の看板とか。
日本の大正・昭和期も好きなのですが、やはりときめくのは1920~30年代の中国ですね。雑多で猥雑で、日中露西亜と色んな人種が混ざり合い、しのぎを削る。近未来的なアジアンカオスの退廃的な空気もいいんですが、これはどっちかと云うとどこまでも突っ走っていく人類の行く末・破滅を感じさせる退廃性ですよね。いや、個人的な意見ですけど。
それに対してレトロなアジアンカオスは、享楽を孕んだ頽廃なのでまた違った趣がありますね。お耽美とでも云いますか。あの時代の雰囲気を醸し出す作品はどれも少なからず淫靡な空気を纏っている気がしてなりませぬ。そこがいい。戦争期になるとまったく受け付けなくなるんですけれど。
ようするに、セピア色をした退廃的なムードがたまらないのです。これに軍人とかチャイナドレスとか秘密結社とか絡むともう萌え死ねます。どこまでもマイナー思考の脳。

今回のドラマの菊川怜は写真の川島芳子とそっくりですね。以前見た軍服姿の写真と瓜二つです。メイクと軍服の所為か。
以前放映した流転の王妃の川島芳子(江角マキコ)はそれはそれは凛々しくてカッコ良かったんで、わたしのなかでは彼女が一番の男装の麗人像なのですが。
けど実際は今回のドラマみたいな性格だったそうです。尊大で、時に自暴自棄になるような。決して愛されるキャラではないでしょう。最後は銃殺されるし。
けどオールド上海・満州国を舞台にした話には不可欠というか、どうにも出てきて欲しい人なんですよね。男装の麗人で軍服だし。所詮はミーハー心さ。



さて、云いたいこと云ったんでこの辺で失礼します。おやすみなさいませ。



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どっちが美味しいかは目に見えていますがね。タイトルに深い意味はありません。
今リアルタイムで稲垣吾郎の金田一シリーズをやっています。このシリーズは八つ墓と犬神家を除いて、あまりメジャーじゃない話を取り扱ってくれるのが新鮮。
特に今回、『悪魔が来たりて笛を吹く』をやると聞いたときには狂喜乱舞いたしました。この作品によって金田一シリーズにはまったと云っても過言ではない……。
由緒ある華族の没落、忌まわしき血を受け継ぐ者、洋館、扉が開かれるように明かされる真実………一族ものが大好物のわたしが陶酔してしまったのも無理からぬことでせう。あと、近親相姦ネタに弱いんだよね、わたし。
同じ一族ものであり、金田一耕介の名を世に広めた犬神家よりも好きかもしれません。こっちは何せ華族様ですから。
あと、凄く気になってた女のキャラがいたんですけど……白痴美と呼ぶに相応しい女性、と称された方。誰だったかな?ヒロイン?そうなると今回はわたしのイメージと大幅に食い違ってきてしまうんですが。
吾郎さんのシリーズは配役が美しい方(りょうとか栗山千明とか及川光博とか)ばかりで、イメージといい映像の雰囲気といい、いつも溜息ものだったので、かなり期待していたんですが……うぅん。けど今の芸能界で白痴美な雰囲気の女優さんっていないしなー。今回ばかりは仕方ないんだろうか。
まぁ以前放映された真珠朗よりは遥かに原作に忠実かとは思いますがね(思い出したくない悪夢)
では云いたいこと云ったのでこの辺で消えます。レポートマジでやばいんで。

サテ。
昨日の続きでサイト内(蛇足ですが、ブログの脇にあるリンクの螺子式百貨店が主頁です)の作品解説&裏話について。
の、前に。ちょこっとだけ土曜日に行った某ネズミの国について。
実はわたし今年の春休みにも行っていたんですが、今回は幽霊屋敷がナイトメアビフォアクリスマス仕様だというので、ジャック大好き!!な友人と連れ立ってまいりました。
今回お目当てのの幽霊屋敷はすっっげぇ楽しかった!!中の仕掛けがオリジナルを残しつつナイトメア仕様なのに感激しました。何時も何時も同じ演出ではマンネリしてしまうのですが、こう云う風に時々趣向を変えてみるのも一興かと。見る価値はあります。ジャックのお陰でまったく怖くない、むしろ可愛らしいお化け屋敷でした。
ネズミの国の幽霊屋敷は雰囲気が凄い好きです。まだゴスに目覚めていなかったころから、私に何かを訴えていましたもの(笑) 後、キャストのお姉さんの衣装超カワユスvv 見る度にニヤニヤする私は変態ですかそうですか。
そして今回はハロウィンの所為か、幽霊屋敷のお姉さんヴァージョンのネズミ耳のカチューシャが売ってました!!もちろん、即買いしましたわよ。東洋の国(要英訳)の購買促進能力は恐ろしい。あれは絶対、あの衣装が好きな人にはたまらないデザインだと思う。よくやった東洋の国!!!
圧巻&大爆笑したのは大雷山(要英訳)にグリーンマン(ほら、ト●ストー●ィに出てくる緑色の宇宙人のぬいぐるみよ。私は彼らをこう呼ぶ)の帽子を被ったまま5~6人の集団が乗っていたこと。いやぁ。あれは凄まじかった。多分見ないとわからないと思うけど。
あと、アリスと写真取りますたvv 金髪に水色のワンピース、加えて白いフリルエプロンに黒リボンのカチューシャの外国人の娘さんと。アリスを見たのは初めてだったので、貴重です。
何でか調子に乗ってゴス魔女を意識した格好で行ったら、お洋服褒めてくださいました。やた!でも、僕英語わかんないんだよお嬢様……!!ごめんなさい(TOT) そんな感じでゴス×アリスなツーショットをゲットいたしましたうふふ(キモヰ!)


これで僕の今年のハロウィンは終わりました(早いな) 。なぜか今回お仲間がやたら多くて(原宿とは云わぬが、新宿くらいの出現率で)友人とほくほくしておりました。やっぱ、あれか。ハロウィンパワーか?クラシカルロリータ(クラシカルな薔薇プリントのジャンスカに、フリルは控えめな、けれども高貴な香りが匂い立つ生成りのブラウスに、白いハイソックスとシンプルな白いストラップシューズでした)なお嬢さん二人組みが連れ立って歩いていたのは愛らしかった。あれ発見したのがワー●ドバ●ール内だったらきゅん死にしていたのに。何でよりによってトゥ●ローラ●ドなんだ………orz
ゴス系の人には、ネズミの国を毛嫌いする方がおりますが、わたしは好きです。むしろ愛してます。ディズニーの世界観にはちょっと天邪鬼心を覗かせますが、世間と断絶した幻想と夢の世界をあそこまで完璧に創りえるとは、並大抵のことではありませぬ。やはり、ディズニーは偉大です。ちょっと付け加えるならば、わたしの書く話の一部はあの世界を雛形にしています。あれ、これって著作権………(自主規制)
なんか今回予想外に多く記事を書いてしまったんで、次に超長編連載の解説書きます。……ご勘弁を!


ゲド戦記、公開中ですね。わたしは屹度観に行きません。あまり期待していないし。そもそもそんなに映画見るほうぢゃないし。
パイレーツオブカリビアンは行くと思うんですけど。てか、絶対親に連れてかれる。
劇場版TRICKあたりから、観たい映画が立て込んでて、結局行けず仕舞いに終わっています。畜生。
TRICKはすげぇ観たかったんだけどな。あとバルトの楽園(軍服万歳)。一月から公開楽しみにしてたのにっ…!!(←結局行かなかった)
目下のところ、観たいのはMI3です。もう話題も下火になってるのに、今更観に行きたいって……。
だって上海ですよ?!決戦は上海!!上海でミッション=アクション!!くぅ~っ、たまんねぇ!!

さて、今話題のゲド戦記ですが。原作がとても好きな方が、映画を観に行った感想を眼にする機会がありました。
原作を半ば崇拝していらっしゃる方で、今回の映画の出来に相当不服であると申しておりました。
わたしは原作を読んでいないのでよく分からない部分もあるのですが、一つ思ったことが。
それは、ここまで世界に普及し、数え切れぬほどの愛読者を抱える作品を映像化することの難しさについてだ。
私はどちらかというと、原作と映像化作品(映画やアニメなど)はまったくの別物と思うことにしているので、あまり原作→映画・アニメ化の流れには不快感を感じない性質なのですが。
それでも、やはり滅茶苦茶好きな作品を下手に映像化されたら厭である。
映画で云うと、ハリポタシリーズが筆頭に上がる。
映画が悪いわけぢゃないけれど、あれは明らかに原作読んでることを前提に作られている部分があり、それが未読の方に優しくないと思った。
それから、大沢在昌の天使の牙。まぁ、二流邦画のレベルとしてはあれくらいが妥当ですけど、原作がものすごく好きだったのでかなりがっくり来た。
そもそも、原作有りの映像化作品ってそれ自体がもう別のもの、新しい作品だとみなせば結構楽しめるものだと思うのです。
クロノクルセイドは、アニメやる前から原作好きでしたけれど、アニメの方もアニメの作品として好きになりました。アニメの、救いのない終わり方が私的に非常にツボだったもので。
OP・EDの曲も好きだったし、映像も奇麗だった。
ピースメーカーも、原作をベースに踏まえながらアニメ独自の小話を盛り込んだりして、それはそれで楽しめましたし。製作者さんのオリジナリティが上手に織り込まれてる感じで。
ただ、どうしてもOK出せないのがトリブラ。
わたしが原作を、それこそ先に述べたゲド戦記愛読者の方同様、かなり崇拝していたと云うのもあるのですが。
途中から最終話に至るまで、突っ込みどころ満載の仕上がりになってました。
突っ込みはここでは申しません。ありすぎて気分が萎えます。ただ、ハヴェルとノエルをエステルに逢わせるのだけはやめて欲しかった。
ってか、ハヴェルの扱いが許せません。原作の、あの苦悩しながらも自分の中にある信仰を見出し、アレクを立派な教皇として導こうとする神父様を返してください(をい)
いや、それより許せねぇのがあれだ。日○レのドラ○コン○レックスでやってた花ちゃんシリーズ。
日テ○め……山内をよくもオカマにしやがって……(激憤)
あの時わたしは、○テレは全国の柴田よしきファン及び山内練ファンに宣戦を布告したと見なしました。
まぁ、男妾あがりの美貌のインテリやくざなんて、そのまま出せるわけないでしょうけど。だったら、むしろ出さないで欲しいと云うのはファンの我が儘でしょうか?
山内といい、ゲド戦記といい、一部の熱狂的なファンを持つ作品を映像化することの難しさを思いました。
やはり作り手も一人のクリエイターなのですから、彼なりの主観・主張が入ってしまうことは仕方のないことなのでしょうが、如何にしてファンとの折り合いをつけていくかが問われるのだなぁ、と。
ものを創るにはそれ相応の覚悟が必要なのだなと。
そんなことを考えつつ、今日はこの辺で。やたら長くてごめんなさい。
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