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黒船屋の日記のような掃き溜めのような。
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栄えあれ!!(c)


僕がなまくらな所為で、日付超えちゃいそうですが。
二月二六日ですよ奥さん(誰)

日本近代史上希代のクーデターが起こった日ですよ。

ESに日付を書く手が、震えました。
嗚呼、今年もこの日がやってきたんだなって。
やほーでも特集を組んでいて、ちょっと得した気分になった黒船屋であります。


青年将校たちのクーデター、しかもお上のために蜂起したって響きにときめくだけのミーハーなわたしですが、若干考え方が右に傾いてるのは否めない。
でもそれは別に帝国主義を賛美しているわけでも、ましてや軍国主義を重んじているわけでもなく。
この国に生まれたのなら、少しはそれを誇りに思いたいって云う、縋るような願いにも似た思想なわけで。
その象徴とか、抽象観念としてのお上、ひいては国への崇拝を美化しているのかも、知れません。

でもさ、恐慌の後ぐだぐだになった政治家に天誅を下そうとした、皇道派の青年達の志って物凄く貴いものぢゃない?
勿論クーデター起こした理由は他にも(軍部の勢力争いとか、もっと血腥い損得勘定とか)あるだろうし、そもそもそんな強行手段に訴えなくても、と思わなくもないですが、それでも「国を変革したい」と望んで立ち上がった、その心意気は天晴れと云わずしてなんといえばいい?
今の日本人に、そこまでの気概があるというのか。
本気で国のことを憂える心があるというのか。
別にデモとかクーデター起こせって云ってんぢゃないよ。
ただ彼らほどの信念がこの国から潰えてしまったことが、とてももったいなく思える。それだけです。


今はただ、ネットの深淵からしみったれたことしか云えない身分だけど。
いつかこんな気持ちを抱く人が少しでも増えればいい、そんな叶わぬ望みを抱いていたりする。

憂国より、愛を込めて。

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上海ナイトメア、更新です。ルビとか漢字変換がどんどん適当になってゆく罠。けどあと少しで四話終わりですね。その割に手元のストックが一向に進まないという恐ろしい事態が……!!
どうでもいいけどこの話のタイトル、もとのやつ=【上海冥夜】に戻したくてうずうずしてます。元のタイトルだと、藤木稟の小説と似通ってしまうからweb載せるときは差し替えたんだよな(`・ω・´)
まぁ、こっちで色んなサーチに登録してしまったのだから今更どうしようもないけど。

以下、更新回のこぼれ話でございます。

某企業の論述試験にて出題されたお題目。

① 一本の鉛筆を10万円で売るにはどうすればよいでしょうか。
② 海を知らない人に海を説明してください。
③ 桃太郎の話の中で、鬼退治に一番貢献したのは猿、犬、雉のどれでしょうか。そう思った理由も書きなさい。
④ バレンタインの贈り物に煎餅を流行らせるにはどうすればいいでしょうか。

……ハイィ(゜д゜)??
リアルに↑こんな顔になりました。危うく④の下にこの顔文字書きそうになったよ。とりあえず何故煎餅をチョイスしたのか小一時間問い詰めたい。
黒船屋は無難に②を選択しました。③は物語自体を覚えてないので却下、①はあまりにもあざとい商法しか思い浮かばなかった(可愛い女子高生がナニに使ったという触れ込みでブルセラにでも売れば親父達が大枚はたいて買いに来るよ、ってそれまんまショートカッツ@古屋兎丸のネタやないかーい★)ので。
煎餅は甘いもの厭いな男子にうけそうです。チョコの口直しにどうぞ、って渡したら、「気が効くな」ってプラスの心理作用が働くかもしれません。まぁ、あくまで僕の意見ですが。


先週は怒涛のような一週間でした。企業三軒回って夜十一時までバイト、みたいな日が二日あった(`・ω・´) 先週の僕は多分日本の多忙な就活生ベスト100に入っていたに相違ない。←範囲広すぎるだろww 
三軒はしごは流石に無理があると痛感しました。大体僕はひとつにいくつもこなせるほど器用ぢゃないんだぜ。
なんだか覚めない夢を見ているよう。
アクティヴにあちこち見て回る自分を遠く感じる。こうしてちまちまとブログを書き綴っている方が、よほどわたしらしい。積極的に動き回る自分も、虚飾にまみれたESの自己アピールも、どんどんわたしから乖離してゆく。
この距離感によって生まれた違和が、いつか爆発するんぢゃないか。
ほんの少しだけ怖かったりする。


サテ。
そんな日々の読書に「人間失格」をチョイスしてしまいました。なんというミスキャスト!!どんぞこに陥りたいのか黒船屋。
うさまー先生が太宰生誕100周年を記念して漫画連載を始めたのを機に読み出しました。
そして冒頭10ページで既に号泣しかねない状況に。これ……電車の中で読むの止めよう。自分をどこまで抑えられるか自信ないもの。
世界……つまり自分の外側に対して感じる違和感が、とても他人事とは思えませんでした。これ十代のときに読まなくて良かったとつくづく思う。読んだら絶対かぶれてた。今だから比較的心穏やかに読めるんだわ。
多くの方々が読むと鬱になる、って仰るけれど、僕は逆に救いを感じるような気がします。あ、自分と同じ違和感を感じる人がこの世にいたんだ、っていう根拠のない免罪符みたいなものとしてとらえると思う。
まぁ、読み始めたばかりなのでこれから先どんどん鬱になってくかも知れないですが(・ω・)

無事に読み終えたら感想書きたい。。。な。


説明会と選考の日程を詰め込みすぎてサドンデス状態の黒船屋でありんす、御機嫌よう。
今週の波を乗り越えれば、あとは比較的楽になりそう。来週もいちおう選考の予定が入ってはいるけれど、どうせ二次まで通過するわけがないから考えなくてよろしい←

さて、そんな忙しさの合間を縫って何故か取り壊しが決まった歌舞伎座へと足を運んでみたりする。





今月の夜の演目に黙阿弥の「三人吉三」を上演するとのことでしたので、幕見ですがこの幕だけ鑑賞して参りました(`・ω・´)
この演目、前々から見たくてしょうがなかったのですよ。お嬢吉三の「厄払い」の台詞を生で聴けて、生きてて良かったなと思いました(大袈裟) てか日本人でよかった、みたいな?
大体お嬢吉三が女装の盗賊って時点で、萌えないわけには行きません。しかも誘拐されて旅芸人の女形として売られただと?! そのうえ同じ名前の男達と義兄弟の契りを結ぶだと?!! これなんて俺ホイホイですか。
脚本の設定もさることながら、お嬢の演者が天下の玉三郎さまってのにもやられました。でも顔は遠すぎてあんまりしっかり見えなかったわ……けどもよく通る声はばっちり堪能しましたとも。立見席から身を乗り出して←迷惑
歌舞伎の女形特有の、不自然に高い声でうら若い乙女を装っていたかと思えば、勇ましく例の名台詞「月も朧に白魚の、篝も霞む春の空……」を語るくだりでは溌剌とした青年の声に早変わりする。この女性と男性の間を行き来する感じが何とも危うく魅力的で、にんまりとほくそ笑んでしまうのでした。
ちなみに青年声は、あれだ。海賊王を目指して航海中の麦藁帽子のゴム人間そっくりでした←
しかし千本桜の時も思ったが、何故歌舞伎の所作ってああもぎこちないのだろう。台詞を朗誦する時は感情を窺わせるような仕草もしないし、やることが格式ばっていて現実味がまるでない。花と云ったら櫻、名勝と云ったら富士山、のように形式に囚われすぎて感情移入しにくいとか思うのは、僕がガラかめにかぶれすぎているだけなのだろうか?
でも歌舞伎特講の先生に云わせれば、元禄期の歌舞伎はもっとリアリズムに近くてより人間臭かったとのこと。そういう演者の魂が伝わる歌舞伎を見てみたかったな。現代だとやはり、しきたりに縛られすぎているような気がする。まぁ、門外漢の僕が偉そうに云えることではありませんがね。
さて、後に残す見たい演目は「桜姫」と「藤娘」と「道成寺」だけか。……と、このチョイスでお分かりかもしれませんが、今回「三人吉三」を見に行ったのは、マクロスの某へたれ主人公の影響だったりする。所詮治らぬミーハー根性。


デハ皆様、またお逢いしましょう★


一週間が怒涛のように過ぎていく……(´・ω・`)
相変わらずの内容で申し訳ないですが、ここんとこ説明会に選考にと、忙しすぎます。自由な時間が出来ても、ES書かなきゃならないから文字通り休む間もありません。黒船屋のライフはゼロよ!!


僕は東京の郊外に住んでいるから、都心に出るのが一苦労です。移動時間がべらぼうに長いので、読書と睡眠確保の時間にあてています。最近面白く読んでいるのが去年の末?に出たユリイカの増刊。泣く子も黙る初音ミク特集号です。
前にもチラッと云ったけど、ユリイカの増刊はテーマがフリーダム過ぎます。現在進行形で爆発的に流布しているニコ動文化は、サブカルチャーと呼ぶに相応しい。今このときに隆盛しているマニアな文化を享受している、その喜びを直に感じられるような内容でした。
コラムニストも音楽/メディア論、コミュニケーション論、SFファンタジー論、情報科学研究にアイドル文化、果てはフランス文学に落語家と、実像が掴めぬ鵺にも似たカオスっぷり。ジャンル分け不要とばかりに、様々な分野へ問題提起を差し出すみっくみくに、ただの萌えキャラとしか認識していなかった固定観念を覆される思いがしました。
よく考えてみればみっくみくって、VOCALOIDっていうただの商品、なんだよね。持ち主が作曲した歌を女の子の声で演奏するだけの機械。だけどアニメのキャラでもなくアイドルでもない、ただの機器に過ぎない「初音ミク」に、人格を与えネギを持たせ、様々な設定を組み合わせることで、彼女の存在は「ヴァーチャルアイドル」というイデアを持って我々の前に舞い降りるのだ。それを創り上げたのは彼女自身でもなく、ましてや発売元でもない、ニコ動に集結する人々であることを考えた時、わたしは始めて彼女の特異性に気づくのだった。
ミクの声とイラスト、そして彼女が歌う歌。たったそれだけの手がかりで、彼らは「ミク」という天使の輪郭をつくりあげてしまった。彼女はいわば彼らのイメージを取り込んだ観念の集合体なのだ。それを可能にしたニコ動というメディアと、情報流通の速さに、わたしは未来の片鱗を見出した気がする。
……とまぁ、小難しいこと云ったけど、キャラだけで文芸誌の題目になれるミクってすげぇ、しかも内容も奥深くて考えさせられるこの意外性どうよ?っていうのが正直な感想です。
これをきっかけにボカロに興味を持ってみるのもまた一興かと。歌はへたっぴですが、中毒性はあります。最近のお気に入りはブラック★ロックシューターとカンタレラ、かな。大変今更なナンバーですが。

では(・ω・)ノシ
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