×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
三島由紀夫とか稲垣足穂とかが現代に生きていたら、「彼」のことをどんな風に思うのかなとか最近よく考える。
あとはBL文化が氾濫している状況とかどう思うんだろう。けどこれは女子の目から見た同性愛のファンタジーであって、彼らの意見とは違ったフィードに属しているのよね。それはそれとして、新たな見解が生まれる契機になるのかもしれないけれど。
現代のワンダーランド秋葉原に澁澤龍彦を連れて行ってみたい。
CG使いまくった最先端映像の映画(トランスフォーマーとか)を江戸川乱歩(もしくはサルバドール・ダリ)に見せてみたい。
「彼」の妖艶なる舞い姿を、あどけなくも妖しげな等身大の姿を、三島由紀夫に見せてみたい。
今挙げた芸術家たちを、アリプロのライヴに連れて行きたい。
そんな埒もない妄想を繰り広げたり。
現代はかつての天才たちの妄想を満たすような時代になっているのに、彼らのような天才が居ないために面白みのない状況になっているのは、やはり嘆くべきこと、なのかもしれない。
PR
京極堂シリーズ『絡新婦の理』読破完了。すごいよ約一週間で読みきったよ。その所為で何も出来なかったけどな!!!
とりあえず主張したいこと。
木場修結婚してくれ!!
木場の旦那に惚れました。いや、前々から惚れてたんだけどね。故に木場修大活躍の本作は、吃驚するほどすんなり読めました。京極堂お得意の、物凄くかったるい口上が少なかった所為もあるけれど。
わたしは男臭い人って苦手で、どちらかと云うと中性的な殿方のほうが好みなのですけれど、木場の旦那だけは別。日本一暴走しやすい刑事は黒船屋の法則をも越えた!!あのぶっきらぼうな喋り方とか、不器用な生き方とかなんか可愛い。見ていてなんだか微笑ましくなる。それから、猫眼洞の潤さんとの絡みもいたく素敵でした。
本作で中性的と申しますと、榎木津さん。榎さんはそんなに萌え心を擽られないなぁ。好きっちゃ好きだけど。今回は何時もより登場回数が多かったですね。女学生を可愛いと評せるだけの感性はお持ちだったようで。彼と葵(織作の三女)を対決させてみたかったわ。どんだけ無謀な会話の応酬が続くやら。
次はなに読もうかな……塗仏?京極つながりで、巷説でもいいかも。妖怪×江戸時代劇が密かなブームだし。……と云って、しゃばけの三巻を買ってしまった罠。読む気満々ぢゃん。
その前に課題!!ムスカ(ラ●ュタではない。うちの学校の非常勤講師の名前。内輪ではこれで通じる)の課題が!!!終わってねぇよ、どうすんの?!
とりあえず主張したいこと。
木場修結婚してくれ!!
木場の旦那に惚れました。いや、前々から惚れてたんだけどね。故に木場修大活躍の本作は、吃驚するほどすんなり読めました。京極堂お得意の、物凄くかったるい口上が少なかった所為もあるけれど。
わたしは男臭い人って苦手で、どちらかと云うと中性的な殿方のほうが好みなのですけれど、木場の旦那だけは別。日本一暴走しやすい刑事は黒船屋の法則をも越えた!!あのぶっきらぼうな喋り方とか、不器用な生き方とかなんか可愛い。見ていてなんだか微笑ましくなる。それから、猫眼洞の潤さんとの絡みもいたく素敵でした。
本作で中性的と申しますと、榎木津さん。榎さんはそんなに萌え心を擽られないなぁ。好きっちゃ好きだけど。今回は何時もより登場回数が多かったですね。女学生を可愛いと評せるだけの感性はお持ちだったようで。彼と葵(織作の三女)を対決させてみたかったわ。どんだけ無謀な会話の応酬が続くやら。
次はなに読もうかな……塗仏?京極つながりで、巷説でもいいかも。妖怪×江戸時代劇が密かなブームだし。……と云って、しゃばけの三巻を買ってしまった罠。読む気満々ぢゃん。
その前に課題!!ムスカ(ラ●ュタではない。うちの学校の非常勤講師の名前。内輪ではこれで通じる)の課題が!!!終わってねぇよ、どうすんの?!
に、なってた。アニリボ。前の曲もかっこよくてすごく好きだったけど、今回の曲のほうがリボーンらしい気がする。ノリがいい。
OPで骸様が、当たり前のように味方サイドの扱われ方をしているのがすごく違和感あるんだけど……なに、あの偉そうな顔!畜生、好きだ(告白)!!
本誌ではやっぱり髑髏ちゃんが一位でしたね。てか、票数だけ見ると一番多いんぢゃ……明らかに骸様を上回っているよ(ガクブル)
本誌リボーンネタバレにつき反転。
最後に柿ピーと犬が出てきたとき、ちょっと泣きそうになった。髑髏ちゃんにとって、彼らは絆とかそんな言葉ぢゃ語れない存在なんだろうなと思う。云うなれば、救い。
友達も居なくて、親にまで見捨てられて、そんな彼女を唯一必要としてくれた人たち。その大きさを改めて思い知らされました。けどそれって、逆に云うとすごく危うい『絶対』だと思う。彼女にとって信じられるものは、彼らしか居ないのだから。
最近のはまりもの、『しゃばけ』シリーズ。今秋ドラマ化され、二代目がご出演なさると聞いて、居ても立っても居られなくなって思わず購入。
これでも一応、かつくらーのはしくれですから、タイトルくらいは知っていたけれど未読だった作品です。思いのほか、面白い。時代小説初心者のわたしでも、すらすら読めます。
どうやらわたしは妖怪好きらしく、気がつくと妖怪をモチーフにした漫画や小説にばかり手を伸ばしていると云う……京極堂とか薬屋さんとかtacticsとかゾンゼロとか。しゃばけもその一つ。妖怪と云うより、民俗学に興味があるのだけど。
本作はファンタジックなミステリーなんですけど、京極堂や薬屋さんと違って、謎の部分に妖怪が深く関わってきます。けども江戸が舞台なので、わりと違和感なく納得できたり。こう云う風に、未知の時代は妖と人との境目がふっと抜け落ちることが当然のように感じられる、そんな空気を羨ましく思いました。
あと若だんなの病弱ぶりが笑えます(いや、本人にしてみればいたって深刻な問題なんだが) あと甘いものが食べたくなりますね。特に大福。
ドラマで二代目は鈴彦姫を演じるそうで。そうなるとやはり女形かしら。個人的には獺(美童姿の妖怪)を演じていただきたかったのですけれど!!……いっそのこと若だんなでも(をい)
ドラマが今から楽しみで仕方ないです。
……それにしてもこれ、何のジャンルに分ければいい話題なんだろう……??
OPで骸様が、当たり前のように味方サイドの扱われ方をしているのがすごく違和感あるんだけど……なに、あの偉そうな顔!畜生、好きだ(告白)!!
本誌ではやっぱり髑髏ちゃんが一位でしたね。てか、票数だけ見ると一番多いんぢゃ……明らかに骸様を上回っているよ(ガクブル)
本誌リボーンネタバレにつき反転。
最後に柿ピーと犬が出てきたとき、ちょっと泣きそうになった。髑髏ちゃんにとって、彼らは絆とかそんな言葉ぢゃ語れない存在なんだろうなと思う。云うなれば、救い。
友達も居なくて、親にまで見捨てられて、そんな彼女を唯一必要としてくれた人たち。その大きさを改めて思い知らされました。けどそれって、逆に云うとすごく危うい『絶対』だと思う。彼女にとって信じられるものは、彼らしか居ないのだから。
最近のはまりもの、『しゃばけ』シリーズ。今秋ドラマ化され、二代目がご出演なさると聞いて、居ても立っても居られなくなって思わず購入。
これでも一応、かつくらーのはしくれですから、タイトルくらいは知っていたけれど未読だった作品です。思いのほか、面白い。時代小説初心者のわたしでも、すらすら読めます。
どうやらわたしは妖怪好きらしく、気がつくと妖怪をモチーフにした漫画や小説にばかり手を伸ばしていると云う……京極堂とか薬屋さんとかtacticsとかゾンゼロとか。しゃばけもその一つ。妖怪と云うより、民俗学に興味があるのだけど。
本作はファンタジックなミステリーなんですけど、京極堂や薬屋さんと違って、謎の部分に妖怪が深く関わってきます。けども江戸が舞台なので、わりと違和感なく納得できたり。こう云う風に、未知の時代は妖と人との境目がふっと抜け落ちることが当然のように感じられる、そんな空気を羨ましく思いました。
あと若だんなの病弱ぶりが笑えます(いや、本人にしてみればいたって深刻な問題なんだが) あと甘いものが食べたくなりますね。特に大福。
ドラマで二代目は鈴彦姫を演じるそうで。そうなるとやはり女形かしら。個人的には獺(美童姿の妖怪)を演じていただきたかったのですけれど!!……いっそのこと若だんなでも(をい)
ドラマが今から楽しみで仕方ないです。
……それにしてもこれ、何のジャンルに分ければいい話題なんだろう……??
もしも中原中也が 巴里に赴き ジャン・ジュネに公衆便所で犯されていたなら、
もしくは稲垣足穂が 機会と少年ではなく 叙情と少女を愛したならば
時空を越え 彼らはこの詩集を はにかみつつも 自分の書棚の奥に そっとしまい込んだことでしょう
甘美な悪夢に惑うような 麗しき少女人形の装丁とともに、嶽本野ばらのこんな言葉が寄せられてると云うだけで、買う価値があると思います『少女遊戯』。わたしが買ったのは、『血と蜜』だけど(笑)
演習のレポートがあるにもかかわらず、小谷真理氏と宝野アリカ嬢のトークライヴに行って参りました。
夜想の発行元が企画したトークショウで、尚且つパラボリカビス(アングラ雑誌夜想に関連したカフェ……らしいです) での開催とあっては行かないわけにはいきませぬ。……それから、小谷氏が今取ってる講義の先生なので、興味が湧きまして。
開催地が都心から離れた場所にある所為か、はたまた企画元のマイナーさも相俟ってか、お客様は思っていたよりも少なかったです。
同行した友人曰く『穴倉のような』Galleria Yaso nachtの内部は殺風景でありながら、どこか云い知れぬエネルギーを秘めていて。一言で申しますと、何か新しいもの、わたしを惹きつけて止まないものが生まれる場処。そんな雰囲気を孕んでおりました。
アリカ嬢のポエムリーディング、面白く聞かせてもらいました。耳に心地よく響く、甘く馨しい声。美しくもあどけなく綴られた言葉たち。期待を裏切る結末。あの物語がアリカ嬢の作であることに吃驚しつつ、何だか納得がいく作品でした。絵本にして、降誕祭のプレゼントにしたい。真紅と深い緑のリボンで飾って。
うっかりアリカ嬢の楽屋裏の風景を覗き見してしまったのですが、恐れ多くて直視できませんでした。一度廊下ですれ違った時も、挙動不審になるばかりで。あらためて自分の不甲斐なさや意気地のなさを思い知った次第に御座います。
小谷先生は、モダン且つ華美でハイカラなアンティーク(だと思う)の着物を纏って登場。・・・…ごめんなさい、先生。いつもとあまりに違う格好の所為で、すぐには誰だかわかんなかった。そして改めて先生の博学さと顔の広さを思い知りました。
一日経った今でも、興奮が冷めません。ともすればあの会場に居た時に感じたときめきや、わたしのなかで稀に芽生える知的好奇心が膨れ上がって、居ても立っても居られなくなりそうなほどに。……あと、阿呆な質問をしてしまった嫌悪感も。もっとマシなことを聞けばよかった・・・…。
今宵、あの場処に居合わせることが出来たことを嬉しく思います。アリカ嬢には、もっとああ云うアングラな感じのトークショウに参加していただきたいと思う。アニメ関連や、CDとかのライヴではなく。て云うか、わたし自身もっとサブカルなイベントに参加したい・・・…それがアリプロ関連であるなら、尚のこと。
併設していた宮下マキ氏の写真展は、カフェに展示してあったものの方が善かったと思います。作家の嶽本野ばら氏をモデルにしたギャラリーなのですが。
野ばらちゃん、細っ!!何処か傷ついたような顔で俯く白黒写真や、十字架の墓の前で頬杖をつく野ばらちゃんが印象的でした。彼は、あれですね。三島由紀夫みたいだ。
いぐないですか、このフレーズvv 勿論後に続くのは『同期の桜』です。
今日は二月二六日ですっ!!二・二六事件記念日であります!!!
別に語ることは少ないけれど、それを記念したくてカキコしますた。二・二六……雪の降る中での青年将校たちの決起……。うう、これが萌えずに居られようか!!
ミーハーですみません。この事件に惹かれるのって、本当に不埒なミーハー心がなせる業でして。軍服大好き、ついでに雪と革命のオプション付きとあってはどうにもミーハー心(人はそれを萌えって呼ぶんだぜ)を抑えきれぬのであります。
二・二六にちなんで?今加賀乙彦の『返らざる夏』を読んでおります。去年のかつくらの、時代小説の壺で二・二六が取り上げられていたので、気になって読んでみました。あと、友達の影響……。
やばいよこれ!!純文学なのに堂々とBLですよ!!(コラ) 包み隠さず稚児とか!!眼球プレイとかっ!!!!!(もう黙れ) ……真面目に読まれた方へ、ここへ土下座して平に謝罪を申し上げます。。。
なんですかね、昔の幼年学校とか士官学校とかって皆さんああもマリ見てまがいの関係を持っていたりしたんですかね。聞けばこの作品、作者の体験をもとに書かれたそうで。うをを、どうなのよその辺。それともあれは脚色?演出?
どちらかと云うと行間読みに激しく反応する人なので、堂々と、そりゃあもう健全なくらいにBLもどきをやられてしまうとちょっと物足りないんですけどね。わたしとしては。まぁ、学友を貴様呼びしてるだけでうはうはしてる口ですから偉そうな文句は云えませぬが。
作品自体はすごく読みやすい。文章が簡潔且つ的確なのは、加賀氏が精神科の医師(=理系人間)であるからなのでせうか?
天皇への賛美とか、ひたすらに死を覚悟する主人公とかのくだりは、読んでてすごく切なくなります。まだ半分くらいしか読んでないですけどね。盲目的に何かを信じていた。それはある意味で幸福だったのかもしれない。けれどそれが『死』に何らかの影響を与えていると云う状況はやはり切ないものです。その一言で云い切れない感情が湧き上がります。
大和魂や武士道と云った、所謂『死』を美化する思想(戦前のね)は決して厭いではないのですが、むしろそそられるのですが、どうにも受け入れがたいのはわたしが戦後生まれた人間だから、なのでせうか?
嗚呼ー、これ読み終わったら次は久世光彦の『陛下』かなぁ。二・二六繋がりで。恩田陸の『ねじの回転』も気になるところ。他にも二・二六事件をモチーフにした話ってないですかね?
『憂国』はいちおう読んだんですけど。三島さんは『春の雪』と『憂国』に収録されていた短編しか読んだことないんですけど、この話は三島作品で一番好きかも。
主人公の仲間が彼を誘わなかったと若妻に告白するくだりで、実はその仲間は主人公に密かな思いを馳せていて、けど結婚されちゃったから自分の思いは告げられない、だとしたらせめて奥さんと一緒に幸せになってくれと思ったんぢゃないかと邪推したのはここだけの話。すごいね。たった一文でそこまで話を捻じ曲げたよ!!(自慢にならない)
高校の時、教材だった夏目漱石の『こころ』の三角関係も勝手に組み替えて遊んでた口だしなぁ。先生→お嬢さん←Kではなくて、K→先生→お嬢さんってな具合に。いや、これはただ単に暇だったから遊んでみただけなんですけど。
『こころ』は、冒頭に登場する『わたし』が『先生』に同性愛的な憧憬を抱いていたって説もあるくらいだしね。けど日本の男色文化は今のそれと違い、性的な目的ではなく精神的なつながりを主軸に据えていた~みたいな話を聞きますね。いや、断言は出来ませぬが(弁解)
ちょっと真面目な話を取り上げつつ結局腐女子ネタで落ちたところで、今夜はお暇いたします。
連絡!!明日から帰省するので、更新を一時中断いたします。
最悪ブログにも現れなくなるかもしれないので、一応断っておきます。